宮坂建設工業
地域住民の防災意識向上と減災に寄与する
「24時間防災体制」を確立し、防災企業としての役割も担う「宮坂建設工業」。迅速な災害復旧のほか、啓蒙・普及活動で社員はもちろん地域住民の意識向上にも貢献する。
特に「防災訓練」は1993年の釧路沖地震後から継続。2003年の十勝沖地震後に住民参加型となり、32回目の今年は9月11日に「地域防災訓練」を旧帯広南商業高校跡地で開催した。第1部は社内手順を確認する内容で安否確認メール送信、災害対策本部の設置、BCPマニュアルに従ったパトロールを実施した。第2部から住民や小中高生らが参加し、土のうづくりや消火訓練、応急処置、地震体験車の試乗など有事に役立つ講習が行われた。
同訓練は、北広島市との2会場で実施。約5000人が参加した。
また、昨年末に「とかち広域消防事務組合」に機材を寄贈。3月には帯広市から水防協力団体に認定され、啓発や災害復旧にも従事する。