ベテランの海鮮料理人が開店した隠れ家居酒屋〈吞み処 柳〉

ウイスキーや日本酒も豊富に取りそろえる

 

 昨年12月25日にオープンした「呑み処 柳」。海鮮料理と酒を楽しめる、〝隠れ家的〟な居酒屋だ。

 店主の平柳秀夫さんは、JR札幌駅前にあった海鮮居酒屋「よいところ」で長年料理長を務めたベテラン。同店の閉店を機に独立した。

「道産食材はもちろん、九州産の魚など道内ではなかなか食べられない旬の食材もご用意します。仕入れたものをその日にさばくことがこだわり。今後は自分で釣った魚も提供していきたい」と平柳店主。

 このため時期によってメニューが変わる。現在の旬はタチで、春先には山菜も提供する予定だ。人気は「料理長おすすめ刺盛5点」(2500円)で、定番メニューの「さつま揚げ」(230円)や「自家製にしん漬け」(700円)も好評だ。

 日本酒も豊富にそろえる。道内の「丹頂鶴」や「北の勝」、釧路の地酒「福司」をはじめ、新潟や茨城、京都など、全国の蔵から料理に合う酒を厳選している。

 カウンターでは店主の職人技を楽しめるほか、テーブル席はカーテンで半個室にもなるので接待にも使いやすい。

 営業時間は午後5時~同11時。日曜、祝日定休。

■吞み処 柳

札幌市中央区南4西5‐10‐1つむぎビル4階
☎011・213・1608

時期によって変わる刺身

さつま揚げもつまみとして人気だ