教職員が100人退職、通話録音&メールの証拠入手!札幌第一と北嶺を運営 希望学園理事長の壮絶パワハラ
希望学園は北海道内私立高校ナンバーワンの受験者数を誇る札幌第一高と、男子中高一貫・全寮制で医学部現役合格率全国一の北嶺中・高を経営する学校法人。同学園9代目理事長の丹田貢氏は、2016年2月の理事長就任以降は両校にほぼ出勤せず、職員への指示は電話やメール。入学式や卒業式、北海道私立中学高等学校協会などの会合にも顔を出さず、これまで人物像はベールに包まれていた。
北嶺中学校・高校 ©財界さっぽろ
今回編集部が入手した内部資料で、丹田氏の理事長就任後約9年間で、希望学園を退職した職員は約100人(定年や期限付き採用者の満了も含む)。勤続1年未満での退職者は55人に上り、教員を含めるともっと増えるとの情報を得てさらに取材を進めた結果、ハラスメント被害者による録音データや退職時の「同意書」など数々の証拠を入手した。
その中から本誌では前理事長となった丹田氏がある職員に行ったハラスメントの一部始終を掲載している。なお、本誌締め切り前に丹田氏に対して直接質問状を送付したところ、締め切り間際の3月10日、なんと丹田氏が電撃辞任してしまった本誌の追及から逃れるのは難しい、と判断したと見られ「財さつJP」で即座に報じたこともあり、話題騒然となっている。
【特集】地方の市長“きわどい話”
道内5都市の市長をターゲットにした「地方の市長“きわどい話”」を集めた特集。昨年10月の選挙に当選後、数々の選挙違反や不適切とみられる行動が報じられている釧路市長の鶴間秀典氏。今回は面会した経済産業省幹部に対し、交付金増額のためとはいえ、言ってはならない一言を放ってしまったことから、大問題となり…。
ほかにも網走市長の水谷洋一氏に降りかかったゴミ処分場問題、長年のツケが回った財政難で市政の首が回らない北見市長の辻直孝氏については4つの項目にわけて紹介。
左から釧路市長の鶴間秀典氏、網走市長の水谷洋一氏、北見市長の辻直孝氏、岩見沢市長の松野哲氏、伊達市長の堀井敬太氏 ©財界さっぽろ
昨年8月、無名の新人に詰め寄られながら辛くも4選を果たした岩見沢市長の松野哲氏は、市立の新病院建設に爆走中。420億円もの巨額を投じる計画が間もなく議会で承認の予定だが、実は病院の中核を担う施設にもかかわらず、事業計画のラチ外で進めている別のハコモノが。それらを含めれば500億円を優に超えるといい、地元住民からは「不誠実だ」と怒りの声が上がっていた。また伊達市長の堀井敬太氏が名物教育長を解任した、との話も掘り下げている。
103万円の壁、ガソリン税、若者支持、参院選…キーマン・榛葉賀津也国民民主党幹事長を直撃!
榛葉賀津也氏 ©財界さっぽろ
いま一番勢いのある政党・国民民主党から榛葉賀津也幹事長が本誌初登場。103万円の壁やガソリン税暫定税率など、現役世代の手取りを増やす政策を愚直に訴え、先の衆院選では議席を4倍に増やして自公政権が少数与党に転落した立役者となった。1月からの通常国会では曲折を経て自公との協議が決裂、予算案は反対することとなったが、協議や党内の中枢で舵取りをする榛葉氏が、その内幕についてくわしく語っている。
【特集】コメ クライシス
昨年夏に起きた“令和の米騒動”は、新米の出回る季節をとうに過ぎた現在も価格が下がらないまま。国は流通段階でのスタックが原因として、備蓄米の放出が現在行われているところだが、果たして価格下落や品薄感の低減に効果があるのか誰にもわからない状況だ。
コメ不足の真の原因、「消えた21万トン」のウソを暴く ©財界さっぽろ
本特集はまずなぜコメが足りないのかの原因をまず徹底追及。その上で、コメをつくらないことに対する補助金「水田活用の直接支払交付金」見直しがもたらす影響を徹底取材した。政府がやっていない、と顔を真っ赤にして怒る「減反政策」の歴史的経緯とコメ不足との関連についても言及している。
SNSスターをタグ付け!インフルエンサー #バズチャートに小坂田純奈が登場!
道内出身・道内を起点に活躍するSNSスターを紹介する連載「インフルエンサー #バズチャート」、今回はモデルやタレント・グラビアアイドルとマルチに活動する“じゅなた”こと、小坂田純奈さんが登場する。
小坂田純奈さん ©財界さっぽろ
地元・釧路市の観光大使も務めるという小坂田さんはお酒、とくにビールが大好きといい“日本で一番お酒が似合う道産子グラドル”と標榜。今の夢は「ぜひビールのCMに出たいです!」