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タケザワウォール

さまざまな機能で環境を保護

環境を保護する透水性舗装材の普及を推進

 住宅外構工事の「タケザワウォール」は、透水性舗装材「ドライテック」の普及を推進する道内唯一の販売・施工店だ。

「ドライテック」は内部に隙間がある高透水性のコンクリートで、ポーラス構造と呼ばれる隙間から雨水を地中へ浸透させ循環させる画期的な素材。

 竹澤晴也社長は「近年多発する都市型洪水の防止や地下水系の維持効果があります。排水設備が不要なうえ高い遮熱性でヒートアイランド現象の抑制も見込めます」と語る。

 無機素材で環境負荷も少なく高い耐久性などのメリットも持っている。本州では公共施設や医療機関で普及が進み、道内では同社が2017年に導入。札幌市、石狩市で住宅外構に施工しており、昨年10月からは苫小牧、旭川、中標津など施工エリアを拡大している。

 住宅以外でも、今年4月に飲食店街「ダウンタウンガーデン」(札幌市中央区)の敷地に導入されたほか、男山酒蔵(本社・旭川市)が改修中の酒造り資料館でも施工予定だ。

 

竹澤晴也社長