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タケザワウォール

透水性で環境を保護し、災害を予防

ドライテックの普及で環境と労働問題に寄与

「タケザワウォール」では高い透水性で雨水を地中に還元する革新的な舗装材「ドライテック」の施工・販売を行う。住宅外構や道路で使用され、その機能性からSDGsの目標8「働きがいと経済成長」と、11「住み続けられる街づくり」などに貢献する。

 内部に隙間がある構造で雨水を地中へ浸透させ、地下水や河川へ循環。豪雨による水害やヒートアイランド現象を抑制し、気候変動や災害への対策となる。路面のアスファルト舗装に雪解け水が入り込んで劣化することで凹凸になる「ポットホール」の抑制も期待できるという。

 竹澤晴也社長は「通常のコンクリートに比べて施工時間が短く、住宅外構の場合は数時間~半日で完了します。残業の削減で施工業者の働き方改革にもつながります」と話す。

 2023年から道内での普及活動を本格化。住宅のほか観光施設など大型施設でも導入された。施工地域も拡大し、苫小牧、旭川、中標津、岩見沢市に認定施工店がある。

 現在、同製品の製造は生コン製造プラントに委託しているが、今後はメーカーと協力し自社製造も計画中だ。

「製造から施工まで一貫して行うことで普及も加速できる。将来的には、生コン業者とも協力して建設現場で余ったコンクリートの再利用も目指し、産業廃棄物の削減にも貢献したい」と竹澤社長。

竹澤晴也社長