プレスタ
インカムとキャピタルを両立した優良物件を企画する
「持ち続けてインカムゲインを蓄える、売却してキャピタルゲインを得る、どちらにも適した賃貸物件を企画しています」と話すのは、賃貸マンションの企画と管理、売買仲介を行う「プレスタ」の大江建社長。今年は過去最高となる10棟の賃貸マンションを札幌市内で供給する。
「家賃相場が上がっているからと物件に見合わない家賃に設定してしまうと、築年数の経過とともに入居者確保が難しくなります」と大江社長。賃貸経営の〝利益確定〟はあくまで売却時。売却のタイミングはさまざまだが、その時々の相場利回りに準じて売値が決まる。当然、家賃を値下げしてきた物件は利回りも低いため売却価格も下がってしまう。
同社の企画物件は2016年の創業当初から家賃の値下げは一室もなく、むしろ近年は入居者の入れ替わりの際に値上げに転じている。新築時以上の家賃収入を得ている物件も多く、〝持っても良し、売っても良し〟という物件が続出。企画力の高さがうかがい知れる。
創業から8年、顧客オーナー間の売買も増えている。
「売却したいオーナーと、良質な物件を求めるオーナーをマッチングすることで、双方のリクエストに応えています」と大江社長。