プレスタ
確かな企画で〝入居者リレー〟。空室ストレスゼロを実現
単身者用物件は戸数を稼げるため収益性を高められるが、供給過多と心配するオーナーも多い。新築賃貸物件の企画、管理を手がける「プレスタ」の大江建社長は「単身用でもポイントさえ押さえておけば、過度な心配は不要です」と話す。
事実、同社企画の単身賃貸マンションは、2~3回り目以降も〝空き予定〟で申し込みが入るケースがほとんど。同社では退去予定を把握した段階で賃貸仲介店に「○号室○月○日退去予定」と周知し、早期の仲介を募る。他社も同様のアプローチだが、原状回復が済んでからの内見後に申込みとなるのが一般的だ。
「家賃、立地、間取り、設備が周囲より魅力的であれば、『ここしかない』と内見前に申し込みが入ります」と大江社長。あらかじめ賃貸仲介店に部屋の写真を提供するなど〝草の根活動〟も怠らない。空室期間なく次の入居者を獲得できるのは、確かな企画と丁寧なリーシングのたまものだ。
管理戸数は約2000戸を数え、大半は自社企画物件。入居率は常に98~99%を推移している。