ほっかいどうデータベース

プレスタ

洗練された外観。夜間も存在感を示す

堅実企画を徹底。利回り6.5%の〝中身〟が異なる

 賃貸経営の入口から出口まで、オーナーを徹底的に支援する「プレスタ」。賃貸マンションの企画と管理、売買仲介を主事業とする。

 2024年は6棟の新築マンションを供給予定で、来春も6棟の竣工が決まっている。選ばれる最大の理由は、長期の安定経営にこだわった企画の〝堅さ〟にある。

 プランニングに〝希望的観測〟は皆無。競合物件の出現や景気後退など外的環境の変化に耐えうる家賃設定や間取りを追求。現実路線を徹底しながら6・5%前後の利回りを確保する。

 完成後の管理も代行し、管理物件は3000戸を超え、入居率は99%を超える(24年3月末時点)。自社企画物件に限っては限りなく100%に近い。

 大江建社長は「札幌市内の家賃相場は上がっていますが、家賃に見合った価値の高い物件をつくらないと、後々入居者募集に苦戦します。また、当社で供給するファミリータイプには駐車場を必ず用意していますが、駐車場がない他社物件も多々見受けられます。たとえ同じ利回りでも〝中身〟が異なります」と話す。

 家賃の値上げに踏み切る既存物件も増えている。

「当社でも家賃の値上げに成功した物件は多々あります。ただ、すべての物件が家賃を上げられるわけではありません。周辺の競合物件の動向や地域性、入居者層などを加味し、物件ごとにベストな提案をしていきます」と大江社長。

デザインでも競合物件と差別化