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モード・アライブ

経験豊富なスタッフが多数在籍

ニセコ周辺エリアの開発を加速。ホテル業参入も検討

 賃貸物件の管理業務と収益物件の売買仲介、新築賃貸マンションの企画・販売が事業の柱。23年は過去最高益を記録した前年の業績を上回り、創業から右肩上がりの成長を続けている。

 特に好調なのが支店を置くニセコエリアでの不動産事業。賃貸物件の新築企画だけでなく、他社のマンションやビルの管理も代行する。同エリアの賃貸仲介をほぼ一手に担っている状況だ。

 中上裕幸社長は「ニセコ・倶知安エリアは賃貸物件がまだ不足していますが、地価が高い。新築企画では近隣の蘭越町や喜茂別町、岩内町も検討しています」と語る。24年秋には岩内町に賃貸アパートを建築予定。自社で所有して収益性を検証し、顧客オーナーにも提案していく方針だ。

 同社ではこれまでに恵庭市や滝川市、名寄市などでも賃貸物件を企画、運用してきたほか、23年も小樽市内で新築アパートを供給。建築費や地価などトータルコストを加味しながら、地方都市での賃貸経営も選択肢としている。

 一方、コロナで頓挫していたホテル業への参入も改めて検討している。

「ニセコエリアは富裕層向けのハイクラスなホテルばかりで、山側に集中しています。利便性の高いJR駅周辺など好条件の土地が見つかれば、ミドルクラスのホテルを開業したいですね」と中上社長。

中上裕幸社長
16年に開設した「倶知安支店」