【お知らせ】月刊財界さっぽろ2024年10月号は13日デジタル版&財さつJP公開、14日雑誌版発売!

 月刊財界さっぽろ2024年10月号は普段より1日早い13日金曜朝9時に当社新ニュースサイト「財さつJP」&デジタル版が公開、14日土曜から全道書店・コンビニエンスストアで雑誌版が発売です!

 今月のトップ記事は、本誌独占スクープ「札幌・手稲山“大規模地滑り”の危機」をお届けします。札幌市郊外の手稲区にある「手稲山」は、スキー場やゴルフ場、登山などのレジャースポットである一方、山麓沿いに市街地が広がる都市型低山。過去を振り返れば、金を始め稀少鉱物が産出していた産業遺産でもあります。

 その手稲山山麓で、地滑りの「具体的な兆候」が見つかったとする情報を本誌がキャッチしました。もともと手稲山山麓の北東方向に向かう一部地域は、ふもとの市街地を巻き込む形で地滑りの恐れがある「土砂災害警戒区域」に指定。このたび、近隣の道路に比較的大きなひび割れが見つかりました。

 地滑りなどの土砂災害で直接的に対応するのは北海道。ただ札幌市内なので、実際に住民へ状況を説明するのは札幌市が行うという立て付け。本誌は道路のひび割れた場所を確認した上で、道と市に取材を申し込みましたが、道は知らぬ存ぜぬ、市は「道に聞いてくれ」と両者まったくの“塩対応”。地滑りで被害が起きるであろう地域の住人に取材をすると「何の説明もないし初めて知った、不安だ」とのこと。当たり前の反応です。一体どうなっているんでしょうか。

地滑りの兆候が現れた市道。本誌が訪れた際は補修されていたが(写真左)、縁石は既に割れ、補修部分もヒビが入っていた ©財界さっぽろ

 そこで本記事では地滑りの兆候が出ているという道路を特定。ひび割れた場所の詳細に加え、水面下で道が開いた会合の存在やをスッパ抜いています。この区域の直下には2つの連合町内会があり、合わせて1万世帯ほどが生活しています。今すぐ影響が出るわけではないとはいいますが、住民の不安解消はいつどのようになされるのかや今後の見通しについては、ぜひ本誌記事でご確認ください。

 続いて今月の特集は2つ。1つ目は道内の私立大学・短大・高校などの学校法人について、経営状況や水面下で広がるさまざまな噂を集めた「私立学校、母校は今…」を紹介。

学校法人は受験料や授業料、運営費補助金で経営が成り立っている ©財界さっぽろ

 特集トップの「道内学校法人(大学・短大)お金持ちランキング」は、道内各学校法人が公開する経営資料をもとに、手元資金が潤沢な法人や経常収支が好成績の法人をランキング形式で紹介。函館大有斗高校などを経営する野又学園に降りかかった大学の売却話、浄土真宗大谷派と対立を深める現場理事らが抗争を続ける札幌大谷学園の抱える2つの訴訟の行方など、ディープな話題も。受験者数6年連続トップの北海道科学大学、訴訟対応でまた弁護士が理事長に就任した札幌国際大学など、アナタの母校の話題がたっぷり詰まった11ページ特集です。

 続いて2つ目の特集はズバリ「札幌ドームの行く末」。7月にネーミングライツ契約が決まり「大和ハウス プレミストドーム」と名称が変わった札幌ドームですが、同時期に発表となった2023年度決算は大赤字。5カ年収支計画にも“嘘”が含まれているという情報があります。責任を取り、札幌五輪招致などを主導した札幌市副市長・石川敏也氏が社長に就任する説が出回るなど、表に裏に、話題に事欠かないドーム周辺を深掘りしています。

札幌ドーム改め「大和ハウス プレミストドーム」。略称はプレド ©財界さっぽろ

 今月もほかにも興味深い内容の記事が盛りだくさん。北広島市内では、エスコンフィールド北海道関連事業に傾注する市についての“怪文書”がバラまかれているというもの。本誌が作成者を直撃すると、1万枚を作成、戸別配布などを行ってきたというが、内容は全部ホンモノ、怪文書じゃない!との主張が。どういうことなのかを探りました。

バラ撒かれた“怪文書”の一部。連絡先も書いてあり「怪文書じゃない」との声も ©財界さっぽろ

 本日9月12日から始まった自民党総裁選は、9人が乱立するかつてない状況に。そこで気になるのが道内関係自民党国会議員のそれぞれの“身の振り方”。伊東良孝氏は当選同期の小泉進次郎氏ではなく石破茂氏の推薦人となり、武部新氏は当選同期の小林鷹之氏を激推し。14人の議員それぞれの“胸先三寸”を相関図付きで明らかにしています。

左から小泉進次郎元環境相、鈴木直道北海道知事、菅義偉元首相 ©財界さっぽろ

 地方政治に目を向けると、現職・蝦名大也氏と新人で道議の鶴間秀典氏による一騎打ちが見込まれていた釧路市長選挙に、なんと地元自民道議の笠井龍司氏が参戦。一騎打ちでも危ういとの評価だった蝦名氏にとっても、鶴間氏にとっても寝耳に水のサプライズ。しかし一番驚いたのは、伊東良孝氏から選挙区の禅譲を受けた自民現職・鈴木貴子氏でしょう。父・宗男氏の秘書だった蝦名氏を支援するはずが、自民7区支部長として笠井氏にも配慮が必要になりました。誰がどんな動きでどう選挙に臨むのか。先に触れた総裁選後間もなく解散総選挙が見込まれる中、ハレーションに次ぐハレーションが巻き起こるのは必至の情勢、でき得る限りの最新情勢に踏み込みました。

左から現職の蝦名大也氏、笠井龍司道議、鶴間秀典道議 ©財界さっぽろ

 ほかにも現職が1300票差で薄氷の勝利を果たした岩見沢市長選挙の振り返り、将来負担比率ワースト1位になった北見市のめちゃめちゃな財政問題、ニューヨーク視察でご満悦だった鈴木直道知事の道中“こぼれ話”など、本誌にしか書けない話ばかりで今月も満腹間違いなしです!

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月刊財界さっぽろ2024年10月号(雑誌版・14日午前9時発売)

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