【お知らせ】月刊財界さっぽろ2023年10月号は14日デジタル版&財さつJP公開、15日雑誌版発売!

 月刊財界さっぽろ2023年10月号はあす14日木曜朝9時に当社新ニュースサイト「財さつJP」&デジタル版が公開、15日金曜から全道書店・コンビニエンスストアで雑誌版が発売となります!

 今月の第1特集は「徹底!安値探し「しょうがない」ですまない“高い冬”」をお届けします。

 ウクライナ危機以降、毎月何かしらのモノ・コトの値段が上がり続ける、天井知らずの物価高。「円安や資源高騰だから」と、灯油や電気・ガスなどの生活必需品でも“しかたない”“しょうがない”で済ませてしまっていませんか?道民の興味関心がとくに高い10品目について、その価格の裏側や1円でも安く購入して暮らしを守る術を徹底調査。本誌編集部が調べてみて驚いたお得情報が満載、保存版です。

ガソリン高騰の原因と激安スタンドのメカニズムを解説 ©財界さっぽろ

 続いて今月のトップは、国税OBの税理士が、道内で相次ぐ「不当な課税」を実名告発するスクープ記事をお届けします。

 名古屋国税局で長年勤務し、2012年に退職、税理士法人を立ち上げた大箸直彦氏は今年5月末、札幌国税局管内で「不当課税未遂事件」が発生したとして、同局長あてに上申書を提出したことを自社Webサイトで公表。同社の顧客がどのようにして国税局から不当な扱いを受けたのかを具体的に例示した上で「決して許されるものではない」と糾弾したものです。 その後、上申書に記されていた大箸氏の顧問先2社が国家賠償請求を札幌地裁に提起。現在係争中となっています。

大箸直彦氏 ©財界さっぽろ

 本誌では氏の勇気ある告発によって暴かれた不当課税の実態を、4ページにわたり詳報。あなたの会社も不当に過大な支払いを求められていませんか?経営者・経理担当者は必読の内容です。

 まずは本誌8月号で報じた、函館市医師会の諸問題。失踪した前会長を始め数々の疑惑・問題が噴出する中、本誌記者が医師会新会長の大原正範氏を直撃。疑惑の渦中にいる事務局長や医師会が運営する病院の元院長が隠然たる影響力を持つ中で取りざたされているある疑惑……本誌が独走追及するその中身は、本誌でご確認ください。

函館市医師会病院(左)と北斗市にあるJA新はこだて本所 ©財界さっぽろ

 続いてはこちらも9月号で数々の問題が水面下で起きてきた「JA新はこだて」についての追及第2弾。同JAは函館市・北斗市など2市12町にまたがる13のJAが心を1つに2002年に合併して誕生。その当時は財務基盤強化や共同販売など大合併時の“果実”を期待してのものでしたが、約20年がたった今、広大な面積に散らばる農家へのきめ細かいサービスはもはや不可能となっているといいます。

 その一方で各地区から選ばれた理事・監事の数はなんと33人もの大所帯。子会社の役員含め上部組織からの天下りまで抱え、組織は肥え太ったまま仮初めの果実を手にしています。正組合員の戸数は20年で半減し、不祥事やガバナンスの欠如で職員の士気は低くなり、近年は年間1割以上が退職するといいます。この根腐れの原因は一体なんなのか。誰に責任があるのか。多くの関係者が明かすその実態とは。

大泉潤函館市長(左)と向山淳氏 ©財界さっぽろ

 このほか同特集ではJA函館市亀田の不祥事に新展開、閉館した地場百貨店「棒二森屋」跡地に山積する再開発問題で大泉潤市長の出方、次期衆院選で自民北海道8区候補予定者として、立憲民主・逢坂誠二氏に挑む向山淳氏の動向など、函館市民だけでなく道内政界・経済界・農業界注目の内容をお届けします。

 ほかにも注目記事が盛りだくさん。本誌が独走する道内農業界とその司令塔・JAグループ北海道関連記事では、飼料などの生産資材高騰で道内酪農家が苦しむ中、脱脂粉乳の在庫過多を理由として生産抑制を継続してきたホクレンやそれを“させてきた”乳業メーカーが、足元ではバター不足の懸念から供給制限を行っている、というスクープ記事をお届け。まだ搾れる牛を廃用、つまり肉にするための補助金を積みながら、一方ではバターが足りなくなり年末の輸入は必至という状況は一体誰がもたらしたのか。その“戦犯”を突き止めます。

左写真中央手前がホクレンビル、奧が北農ビル。右写真は宮川良一紋別市長 ©財界さっぽろ

 観光事業に絡んで逮捕者を出し、副市長が任期途中で退任をするなど隠しきれないまちの暗部が露わになっている紋別市では、今度は障がい者支援施設の移転に絡んで不可解な問題が噴出。その渦中には例によって宮川良一市長の存在が……。紋別市民が知らない宮川市長の“裏の顔”を克明に報じる、本誌記者渾身のレポートです。

齊藤啓輔余市町長(左)と“ビール王子”こと宮口晃一氏 ©財界さっぽろ

 このほか、毎年本誌恒例の道内ラジオ聴取率調査ではHBCとSTVの結果に注目。恵庭市で起きた“障害者年金横領事件”では、数十年間にわたり年金を横領してきたという元市議会議員で議長も務めた遠藤昭雄氏(故人)の生前の意外な評判、火葬場移転問題で揺れる余市町で説明会に出席した地元住民が暴言の嵐、役員2人が逮捕された調剤薬局最大手「アインホールディングス」創業者・大谷喜一氏に降りかかる試練、札幌・桑園でクラフトビールを醸造する“ビール王子”など、いま気になる、知りたい情報が満載です。

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月刊財界さっぽろ2023年10月号(雑誌版・9月15日から購入可能)

月刊財界さっぽろ2023年10月号(デジタル版)

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