【今月号特選記事】コロナ禍1年を“論よりデータ”で検証!
未曽有の事態が始まってから1年余り。この間、「〇×業界が大変だ」「〇▲企業がコロナ特需だ」といった情報が幾度となく飛び交い、各種メディアも報じてきた。
ただ、メディアの悪いクセで、飛びついた後しばらくすると飽きてくる。新鮮さがないと判断するからだ。あるいは読者諸兄によっては、今さら、と思うかもしれない。
しかし、コロナ禍の影響は蓄積され、業界によっては深刻度は増している。
そこで、より具体的に影響を示すため、データをベースにさまざま業界の1年間をまとめた。
たとえばタクシー業界では、2020年の道内運送収入(北海道ハイヤー協会加盟社)が前年比-200億円超となった。例年の平月運送収入は約50億円なので4カ月分が消えた換算だ。
もともとタクシー運転手の給与水準は高くない。どれだけ苦しいかは想像に難くない。
一方で、スーパー業界は巣ごもり需要でウハウハ。各社が好業績を記録する中、主要スーパーで唯一、特需に乗り切れていないのが、「ラッキー」の店名で知られる北雄ラッキーだ。
一体何故なのか。データなどから見える理由は……。
また道内上場企業のキャッシュ増減も決算データから算出。新型コロナの影響下でも現金をたんまり盛っている企業はたくさんある。営業マンは、お取引先の懐具合をぜひ、確認を。
好評発売中の月刊財界さっぽろ2021年7月号ではこのほか、百貨店売上高の推移にできた緊急事態宣言の“深い谷”など、12のジャンルでデータからコロナ禍を検証している。
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