知事もノリノリ、井村屋の新商品「北海道ゆであずき」

浅田剛夫井村屋会長(左)と鈴木直道知事 ©財界さっぽろ

「浅田会長、こちらの商品と一緒に写真をとりましょうよ」

 やおら、鈴木直道知事が呼びかけた。完全なアドリブだった。

 8月19日、井村屋グループ(本社・三重県・津市)の浅田剛夫会長らが道庁を訪問。三重県出身の探検家で、北海道の名付け親でもある松浦武四郎が記した「西蝦夷日誌7編 自由訳」を寄贈した。

 面談の”主役”はあくまで寄贈本。浅田会長は、遠慮気味に新商品「北海道ゆであずき」を紹介したのだが、鈴木知事は「こんなに大きく北海道の文字が」とノリノリに。

 それもそのはず、小豆はもちろん、砂糖も道産ビート、塩もオホーツク深海水から生成したものを使っている。

 鈴木知事はメディア各社のカメラにむかって「みなさん、道内は来月発売です」とPRした。