公清企業ほか道内13社がSDGs先進企業に認証

「札幌SDGs先進企業認証制度」の第1期13社の認証式と、「SAPPOROビジネスSDGsミーティング2025」が、2月25日に札幌市内で行われた。
「札幌SDGs先進企業認証制度」は、社会課題解決と企業成長の同時実現に取り組む企業の創出と支援を目的に、札幌市が道内の企業を認証する制度。
ヒアリングや有識者による審査を経て、第1期として13社が認証を受けた。
2月25日には認証式が札幌市役所内で実施され、秋元札幌市長による認証状授与とあいさつ、認証企業によるスピーチなどが行われた。
認証企業の1社である公清企業(本社・札幌市中央区)は、紙おむつリサイクルセンターの稼働に向けた取り組みや石こうボードの水平リサイクルに向けた投資、廃プラスチックや下水道汚泥のリサイクル計画などが評価された。
福田年勝社長は「脱炭素化への社会的要請の高まりを受け、新しい技術を取りいれながら価値を創出していく」と述べた。
授与式後には札幌市内のホテルで「SAPPOROビジネスSDGsミーティング2025」が開催された。北海学園大学経営学部の佐藤大輔教授による基調講演や、認証企業によるビジネスモデル紹介とパネルディスカッション、展示等が行われた。企業関係者や学生など札幌市民150人が聴講し、地場企業の取り組みを知る機会となった。
