金利上昇に対応、筋肉質な経営で高収益を実現
関 崇博氏 中道リース社長
独立系総合リース業道内大手の指揮を執り3年。現場主義を貫き、今日も国内各地を飛び回る。
24年度は中期経営計画の中間年として引き続き「筋肉質」な経営にまい進。高収益化を図ってきた。
「中古バス市場の好況、コロナ禍で計上した貸倒引当金など信用コストが低減しました。第3四半期で業績を上方修正し、中計の目標を前倒しで達成する見通しです」
生命線である資金調達は、金利が上昇局面にあることを見越し、今期は調達のタイミングを前倒し。国内外の情勢を踏まえ、動向に目を配る。
来年度は経常利益13億円、企業の経営効率を示す営業資産経常利益率(ROA)1%達成という中計最終年の目標に注力する。
「東京支社の移転をはじめ拠点の環境整備や植樹活動などの社会貢献事業にも一層取り組んでいきたい」