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中道リースが森林資源活用を推進する道内団体に寄付

寄付金を寄贈する関崇博社長(右から2人目)

中道リースが「芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポートプログラム」を通じて、道内4町が連携する「北海道森林バイオマス吸収量活用推進協議会」へ寄付を行った。

 中道リース(本社・札幌市、関崇博社長)が寄付を行ったのは、芙蓉リースグループ(本社・東京都千代田区)と提携する「芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポートプログラム」。ゼロカーボンシティを表明した自治体エリア内で、新エネルギー自動車やLED、太陽光発電施設等の対象物件を導入する際にリースやファイナンスを行い、その一部を寄付するもの。中道リースでは2022年3月に同プログラムと業務提携を行っている。

 今回の寄付先となった「北海道森林バイオマス吸収量活用推進協議会」は、足寄町、下川町、滝上町、美幌町が連携して、森林の持続的な利用推進を図るために11年から活動している。

 11月28日には、札幌市内のホテルで寄付授与セレモニーを実施。寄贈する関社長と細井聡一芙蓉総合リース副社長、受贈側は田村泰司下川町長、平野浩司美幌町長、渡辺俊一足寄町長、清原尚弘滝上町長が出席。式後に意見交換も行われた。

 挨拶に立った関社長は「当社は11年からカーボンオフセットを活用し、営業車両排出ガスなど、これまでに約800㌧のCO2削減を行っている。今回を契機に各自治体の皆さまと協力し、脱炭素社会実現に向けて一層努力していきたい」と語った。