三つ葉不動産開発
地域に根付いた〝客付け力〟と独自の空室対策が強み
「賃貸経営では、各エリアの特徴を捉えることが大切です。学生や独身社会人、単身赴任者、ファミリーなど、エリアの入居者層を意識した家賃設定やサービスを意識してほしい」と話すのは「三つ葉不動産開発」の遠藤政志社長だ。
同社は、主に札幌市北・東区の物件管理や空室対策を行い、地域に根付いた事業展開が特徴。〝狭く深く〟を信条にオーナーからの信頼を獲得している。
グループ内には賃貸仲介店「ピタットハウス東区役所前」があり、自社管理物件を熟知したルームアドバイザーを揃える。さらに、日々変化するエリアニーズを的確に捉え、さまざまな空室対策を提案している。
例えば、中古家具・家電販売の「ワンスタイル」(本社・札幌市)と提携し、良質な中古家具や家電を備え付けることで、入居率を向上。こうした独自のサービスでスムーズな〝客付け〟を実現している。
遠藤社長は「必要経費は賃料と共益費で賄うため、オーナー様の負担はない。学生や転勤が頻繁な単身者を中心に人気です」と話す。
また今年1月には、札幌市豊平区豊平に2店舗目となる「ピタットハウス学園前店」を開設。今後は、豊平エリアでの管理物件の拡大を図っていく。