三つ葉不動産開発
部門間連係でニーズを捉えた空室対策を提案
「三つ葉不動産開発」は、市場調査から物件の企画、管理、売却まで一貫して対応している。
強みはリーシング力の高さだ。賃貸仲介店「ピタットハウス東区役所前」をグループ内で運営しており、自社物件を熟知したルームアドバイザーが物件の魅力を余すことなく紹介している。
また、中古家具・家電販売の「ワンスタイル」(本社・札幌市)と提携し、良質な中古家具や家電を備え付けることで、入居率を向上させる取り組みも行っている。必要経費は賃料と共益費で賄うため、オーナーの負担はない。学生や転勤が頻繁な単身者を中心に人気を博している。
遠藤政志社長は「仲介部門と管理部門が情報を共有し、ニーズやトレンドをくみ取った空室対策を提案しています」と話す。
今年5月からは、自社、他社の顧客問わず、オーナー向けのアパート経営セミナーを開催する。所有物件の悩みや購入のポイントなど、さまざまな相談に対してレクチャーしていく計画だ。
「突然の相続が起きた時に、何をすべきか分からない人も多いと思います。そうしたオーナーさんに対しても出口戦略までしっかりサポートしています」と遠藤社長は話す。