ほっかいどうデータベース

アルファコートグループ

賃貸マンションブランド「アルファスクエア」を展開

収益性と機能性を両立。圧倒的情報量で好立地を確保

 札幌市内の地下鉄駅周辺を中心に、いたるところの更地で「アルファコート 管理地」の看板を目にする機会は多い。

 どれも「アルファコートグループ」の事業開発予定地で、潤沢な資金力で好立地を続々と購入。賃貸マンションだけでも、札幌市内を中心に約40カ所でプロジェクトが進行中だ。

 年間事業投資額は100億円に迫る同社には、あらゆるルートからいち早く情報が寄せられることは想像に難くない。土地の仕込みに絶対的なアドバンテージを持っている。

 展開するのは自社企画の賃貸マンションブランド「アルファスクエア」。天然石やタイルなどを取り入れた外壁や大理石を用いたエントランス、2LDK以上は食洗器、3LDKには1坪バスを標準装備化するなど高級賃貸マンションとしてブランディングしている。近年は年間20棟ほどをコンスタントに供給し、賃貸仲介店の認知度も高い。

 保有物件は家賃を半額にして自社の社員に貸し出しているが、これは単なる福利厚生ではない。実際に住んで初めて物件の長所や短所に気付くケースもあるためだ。社員の声を次の企画に生かし、アルファスクエアのさらなるブラッシュアップにつなげているのだ。

 一方、来年4月には省エネ法が改正となり、賃貸マンションも一定水準以上の省エネ性能を確保する義務が生じるが、アルファスクエアシリーズへの影響は極めて限定的だという。同社では長期にわたって保有する資産というコンセプトのもとで物件づくりを徹底しており、そもそも高い断熱性能を施し万全の結露対策を行ってきたからだ。見た目の優美さだけでなく、構造体など目に見えない部分にまでこだわりながらも、6~6・6%という相場利回りをキープする。

 投資商品としてこうした収益性を確保できるのは、グループ内に設計・施工部門を有していることや外注の〝量〟で建築単価を抑え、コストを圧縮できているからにほかならない。

 企画物件の竣工に合わせ、定期的に完成現場見学会も開催している。問い合わせは営業部(info@alphacourt.jp)まで。

高級感のあるエントランス
「TEAM NACS」の森崎博之氏を起用してCMを放送