マサル不動産
目利きに自信。手頃な中古木造物件で棟数拡大
賃貸物件の管理を中心に、新築マンションの企画、収益不動産の売買仲介などを行う「マサル不動産」。
直近の入居者募集では、築年数が経過した管理物件も含めて、数千円の家賃の値上げに成功するケースが増えている。菊地勝裕社長は「エリアや間取りによって大きく家賃を値上げできるケースもあります」と話す。これは、中古収益物件を購入する際の重要ポイントともいえる。
「家賃を値上げできれば提示利回り以上となる可能性もありますが、安易な判断は禁物。プロによる確かな〝目利き〟が必要です」と菊地社長。
また、棟数拡大を目指すオーナーには、減価償却期間が過ぎた物件の売却と新たな中古物件の購入も提案。節税制度と売却益の利活用が資産形成のポイントだと捉えている。
比較的手頃な3000~5000万円の中古木造物件も数多く仲介している。
「耐用年数の関係で古い木造は長期ローンが組めないと敬遠する人もいますが、築20年以上でも外壁などを修繕していれば15年のローンが組めるケースもあります。金融機関と不動産会社の関係値も融資の可否に影響します。賃貸経営はパートナー選びがすべてです」と菊地社長は話す。