小鍛冶組の「中央オフィス」が中島公園に移転
基礎・躯体工事の道内最大手「小鍛冶組」(本社・札幌市東区、小鍛冶洋介社長)が中核拠点「中央オフィス」を中島公園近くに移転。3月25日から業務を開始する。
小鍛冶組は、今年で創業76年目を迎えるとび・土工の専門工事業者で、基礎・躯体工事の分野では道内最大手として知られる。
1969年には札幌市中央区南6条西8丁目に本社ビルを構えていたが、2012年に本社機能をモエレ機材センター(同東区中沼町13番地)に統合・集約している。
一方、業容拡大に伴い18年4月からは札幌中心部の井門札幌東ビル(同東区北7条東3丁目)に中央オフィスを開設していた。
今回の移転は、さらなる業容拡大を見据えたもので、移転先は、同中央区南13条西1丁目の「アスレチックテラス」の2階。上階がマンションとなっている複合ビルで、中島公園と道路を挟んで東側に位置する。地下鉄南北線「幌平橋」駅から徒歩5分の好立地にある。
オフィスの広さは、これまでの4倍近い約362平方㍍となり、管理部門のほか、本社から新たに生産部門の拠点も移した。
同社広報の大谷翔平課長は「当社はお客様に支えられ、この数年は工事案件や社員数が増加し事業規模も拡大しています。新たな中央オフィスでは札幌市内各所の現場へのアクセス性を向上させたほか、出退勤もしやすく、ゆとりある職場空間なので社員の働きやすさにも配慮しています」と話す。