小鍛冶組
リーディングカンパニーとしてアスリート支援を継続
基礎や躯体工事の道内最大手。23年も専門工事業として札幌市や近郊の再開発や大型プロジェクトを請け負った。業容拡大に合わせて同社最大となる43メートルのコンクリートポンプ車も新たに導入。積極的な設備投資で基盤を固めた。
23年は創業75周年。これを記念し7月28日の北海道日本ハムファイターズの試合を「KOKAJI 75th Anniv.Day」としてスポンサードし、社員とその家族を招待するなど、スポーツを通じたCSR活動に取り組んできた。
アスリート支援もさらに深耕させた。23年は女子野球大会や小樽市でティボール大会を開催したほか、新たに野球独立リーグ「士別サムライブレイズ」のスポンサーに名乗りを上げた。自社の軟式野球部も健闘。24年1月に「マツダスタジアム」(広島県)で開催される全国大会に出場する。また、ウイリアムソン・レミ選手が所属する自社のスピードスケートチームは、コロナが明けたことで、従業員が参加しての応援が可能となった。
このほか元プロ野球選手を社外取締役に招聘。アスリートならではの知識や経験を社員教育に生かす。
また従業員の現場における作業性向上のため、ミズノ製ワークウエアの導入に業界でいち早く取り組み、今後もさらなる向上を目指す。
小鍛冶洋介社長は「社員の意見を反映し、『この会社に入社して良かった』と思ってもらえるよう、誇りを持てる企業でありたい」と話す。