イオン北海道
23年は3店舗を新規出店。独自開発商品やPBを強化
23年は「マックスバリュ平岸店」を建て替え「イオン南平岸店」としてオープンするなど、3店を新たに出店。店舗数は合計170店となった。店舗活性化(リニューアル)も8店舗で実施した。
社会催事の本格的な再開や外出意欲の高まりに対応する売り場を構築し、業績も好調に推移。海水浴や花火大会、旅行などのニーズを先取りして売り場を展開。浴衣や水着、トラベル商品やビューティケア、医薬品、衛生用品、店内製造のデリカやインストアベーカリーなどの商品を季節ごとに拡充した。
こうした各店舗でのイベントを本格的に再開したことが奏功。客数が増えたことに加え、地域交流地点として、にぎわいの創出もできた。
イオンでしか買えない差別化商品にも注力し、この1年で800品目を独自に開発。特に6月発売の「イオン北海道本気のザンギ」が好評だった。
3月にはPB「トップバリュ」がリニューアル。11月からは「トップバリュ 富良野生ビール」(数量限定で発売中)も新商品として加わった。
SDGsに関わる取り組みもさらに推進。各家庭から賞味期限内の未開封食品を回収し、福祉施設などに寄付する「フードドライブ」を拡充。実施店舗を22年の2店舗から34店舗に拡大した。
23年8月には、太陽光発電による電力を10店舗で使用する契約も締結。25年には年間約2000万キロワットアワーが供給され、CO2削減が実現される見込み。今後も北海道に貢献する企業を目指していく。