創業60周年。持続可能な地域社会の実現が責務
佐々木 康行氏 北海道コカ・コーラボトリング社長
23年は創業60周年を迎えた。
「北海道で生まれた企業としての使命感を持ち続けてきたからこそ、あらゆる困難を乗り越えることができました」
原材料やコスト増大による物価高の中でも、多種多様な商品ラインアップと販売戦略が消費者ニーズに合致。人流回復と猛暑の影響も後押しし、23年は売り上げを大きく伸ばした。
長年取り組むサステナビリティ活動も順調だ。PETボトルの100%リサイクル化やラベルレスの販売強化、自治体との資源循環に関する協定締結などを推進。〝環境・社会・経済〟に重点課題を定めた経営ビジョン「北海道コカ・コーラグループ2030VISION」の実現に向けて歩みを進めている。
「変化に柔軟に対応できる強靱な組織づくりを進めていく。我々の責務は経済活動を通して、地域社会の発展と持続性に貢献していくことです」