地域課題の解決に努めて愛されるどさんこ企業に
酒寄 正太氏 北海道コカ・コーラボトリング社長
24年3月、社長に就任した。
「飲料を主体に地域課題の解決を図る。どさんこ企業としてのあるべき姿を追求します」
12年から災害時に飲料を無償で提供する「災害対応型自動販売機」を道内全179市町村に設置。24年は設置マップを公開し、自治体には利用方法を改めて周知した。
「きっかけは能登半島地震です。防災意識の向上が必要と改めて認識した。災害支援の一助となりたい」
10月に組織を改編。自動販売機ビジネスを入り口に、オフィス機器の提案から設置工事を一手に担うサービスや、バックオフィス業務を専門に行うBPO事業を開始。グループ全体の知見やスキル、リソースをもとに、地域社会のために活用していく。
25年は中期経営計画の2年目。〝対話〟に努めていく。
「全ての基礎になるのが対話です。顧客・社員の声を聞き、愛される企業を目指したい」