道路維持・メンテナンス道内最大手、北海道ロードメンテナンスが創立55周年
〝ローメン〟の愛称で親しまれる道路維持管理会社の道内最大手「北海道ロードメンテナンス」が55周年を迎え、11月8日に札幌パークホテルで記念祝賀会を開催した。札幌の道路を半世紀にわたって守ってきた功績をたたえ、当日は秋元克広市長も来賓として駆けつけた。
道路というインフラを守り地域に貢献
「北海道ロードメンテナンス」は、全11社からなる道路維持管理グループ「HRMホールディングス」の筆頭事業会社として、半世紀以上にわたって市道や道道、国道の維持管理と除排雪を担ってきた。今や道路維持業界では「〝ローメン〟は別格」と言われるほどその存在感は圧倒的で、道内最大手に成長した。
そんな同社が設立55年を迎え、11月8日に札幌パークホテルで記念祝賀会を開催。社員をはじめ、グループ企業の経営陣など関係者約300人が参加した。
開会あいさつで米野孝之北海道ロードメンテナンス社長は「55周年はあくまでも通過点。HRMホールディングスグループの筆頭事業会社として札幌の発展に寄与し、進んでいきます。当社の社員と家族を守るためにも止まるわけにはいきません」と決意を述べた。
続いて壇上に登った大野晃HRMホールディングス会長兼CEOは「55年前は、ライフラインを〝つくる〟時代でしたが、これらをいつでも使えるように維持することが重要になると考え、いち早く取り組んだことがルーツです。今ではネームバリューも高まり、企業としてのブランド力も付いてきました。これからも誇りをもって地域住民のために道路というライフラインを守り、発注者への責任を果たします」と力を込めた。
その後、来賓の船橋利実参議院議員と和田義明前衆議院議員、船橋賢二北海道道議会議員がそれぞれ祝意を述べた。
社会貢献活動も推進
鈴木北海道知事も感謝
北海道ロードメンテナンスをはじめとするHRMホールディングスグループ各社では、PMFへの協賛や札幌市の「さぽーとほっと基金」への寄付などCSR活動も推進してきた。当日は、PMF組織委員会の理事長も務める秋元札幌市長から感謝状が授与された。
秋元市長は「HRMホールディングスグループ各社の日頃の努力のおかげで道路、下水道などのインフラが維持されている。市民の生活を支え、街づくりに力を借りており、大変感謝しています」と述べた。
また鈴木直道知事からは「北海道のライフラインの維持に貢献していただいている。これからも道民の生活、経済活動を支えてほしい」と祝電も届いた。
その後、鏡開きが行われ、北洋銀行の増田仁志副頭取の乾杯の発声で宴がスタート。会場ではクロマグロの解体ショーが披露され、すしや刺身として参加者に振る舞われたほか、楽器の寄贈など北海道ロードメンテナンスと長年親交のある札幌市立平岸小学校のマーチングバンドが生演奏を披露。さらにはPMF修了生によるカルテットのライブ演奏などで会場は盛り上がった。また、優秀従業員表彰なども行われ、祝賀会は盛況のうちに終了した。
鏡開きで宴がスタート
グループ各社に感謝状が授与された
平岸小学校のマーチングバンドが演奏を披露
PMF修了生によるカルテットのライブ演奏
優秀従業員表彰も行われた