ほっかいどうデータベース

北海道ロードメンテナンス

除雪作業の打ち合わせ風景。安全第一で作業を進める

道路を守る黒子企業。発注者と社員への責任を果たす

 道路維持管理の道内最大手。道路清掃と除排雪など24時間365日体制で交通インフラを守っており、バス業者や物流会社からの評価も高い。

 24年11月には札幌市から「令和5年度道路維持除雪業務委託等優秀受託者」に選ばれ、札幌市内のホテルで表彰状贈呈式が催された。

 米野孝之社長は「大変光栄ではありますが、降雪量に関係なく一定水準以上の品質を保つことが我々の責任です。このプレッシャーを良い緊張感に変え、クオリティーを追求していきたい」と話す。

 一方、16年に開始した「管更生事業」も堅調に推移。既設下水管の破損や腐食などに管の内側から修復する工法を採用し、札幌市など各都市で改修を数多く手がける。

「道内各都市で改修時期が訪れています。高まるニーズに応えるため、人員配置の変更や見直しなど、あらゆる施策を講じていきたい。道路も下水も生活に必要不可欠なものですが、これらの維持を担う必要不可欠な会社を目指す」と米野社長。

 25年春には新卒者も複数人が入社予定。20代の社員が数多く活躍する活気ある職場だ。

「給与、やりがい、人間関係など〝良い会社〟の定義は人それぞれですが、社員やその家族が安心できる、誇れる組織にしていくことが私の役割です。そのために会社の成長は必要不可欠ですから、前に進み続けるしかありません。チャレンジあるのみです」と米野社長は意気込む。

交通量の少ない夜間に除排雪作業を実施
米野孝之社長
20代の社員が数多く活躍している