道北最大級のフィッシング&アウトドアプロショップ「コルソ」2号店が旭川に誕生!
客層に合わせ雑貨や食品などの品揃えも
「COrSO(コルソ)」は釣り具用品の卸・小売を手掛ける「アイビック」が運営するフィッシングとアウトドアの専門ショップ。
2020年4月、札幌市手稲区富丘に開業した1号店「COrSO SAPPORO」は、売り場面積が約1500平方㍍と釣り具用品店としては関東以北最大規模を誇る大型店。新型コロナウイルスの感染拡大で釣りやキャンプが大ブームとなったこともあり、オープン当初から盛況で、道内のアウトドアシーンを牽引する存在となっている。
2号店となる「コルソ旭川」は、9月13日にオープンした「イオン旭川春光ショッピングセンター」(旭川市春光町10番地)内にテナントとして出店。正面入口を入りすぐ左手に位置し、21の店舗が入店する同SC内で最大の売り場面積(約1040平方㍍)となっている。
道北エリア最大級のフィッシング・アウトドアプロショップとしてアングラーやキャンパーの期待も大きく、これに応えるため同店には、パタゴニア、SIMMSやコロンビアなど24の有名ブランドが勢揃い。キャンプ用品のスノーピークには知識と経験豊富なスノーピークマイスターが常駐し、アドバイスを受けながら商品を選ぶことができる。
一方、ショッピングセンターのインショップということもあり、女性や主婦層を対象としたアパレルや雑貨、食品が充実しているのも特徴。グループの「アイビック食品」(本社・札幌市、牧野克彦社長)が製造するオリジナルアウトドアブランド「DELBE」の食品など、約5万アイテム・20万点が揃えられている。営業時間は9~20時で年中無休だ。
牧野良彦社長は「当社は1922年に釣具卸として名寄市で創業し、道北地域で大きく育ててもらいました。旭川で『コルソ』2号店をオープンできたことに縁を感じています。新店は陸上自衛隊旭川駐屯地に隣接していますが、自衛隊員の方々は釣りやアウトドアを趣向している人が多く有望な商圏です。また、平日に訪れる主婦や女性のお客様なども意識した商品構成になっており、新しい客層を広げるチャレンジを盛り込んだ店舗になっています」と語っている。
体験型アウトドア施設なども多角展開
アイビックグループ(牧野利春代表)は「アイビック」のほか、だし・たれ・調味料製造の「アイビック食品」、惣菜・レトルト食品製造の「総菜開発」、賃貸マンション管理・運営を担う「アイビーエム不動産」を中心に事業を展開。仙台支社を置くなど道外でも業容を拡大し、22年に創業100周年を迎えている。
中核のアイビックは、釣具用品卸に加え「コルソ」のほか、「つり具センター」9店舗、サッポロファクトリーなどにトラウトルアー専門店「Myloch」などの小売事業を道内各地で展開するほか、アイビック食品、スノーピークなど4社による新会社「キャンパーズアンドアングラーズ」(本社・札幌市、山井太社長)を設立。昨年9月には、北広島市内の北海道ボールパークFビレッジの程近くに、フィッシングやキャンプなどの体験型アウトドア複合施設「キャンパーズアンドアングラーズ北広島」を開業している。
釣りとアウトドアを通じて、世界に誇る北海道の豊かな大自然を体感し、満ち足りた人生を提案するアイビック。今後の展開に目が離せない。