職位を高め誇れる仕事に。ブランド力の強化を推進
大野 晃氏 HRMホールディングス会長兼CEO
年商100億円を超える道内最大の道路維持管理グループのトップ。11の事業会社、総勢350人超の従業員を指揮している。
道路清掃や下水工事、除雪、土木工事など、業務は公共事業が中心。地域のライフラインを日夜守っている。
「たとえ地味な仕事だとしても、誰かがやらなければならない。従業員が誇りを持って働けるように、グループ全体のブランド力向上を図り、職位も高めていきたい」
23年は物価高騰や金利上昇など外的環境の変化を受け、設備投資など経営計画の変更も余儀なくされた。それでも「実現前提の〝ルート変更〟が大半。歩みは止めませんよ」と前を向く。
近年は本別町の名門「野田組」のグループ入りなど、M&A攻勢でも注目されている。
「地域のため、企業存続のためのM&Aがテーマです。引き続き力を入れていきます」