地域住民が安心して暮らせる店舗をつくる
赤尾 洋昭氏 セコマ社長
道内外でセイコーマート1188店を展開する(23年12月末時点)。「ホットシェフ」を筆頭に総菜やワインなどの独自ブランドや品ぞろえが支持されている。23年の業績も順調に推移した。
「23年は地域事務所に所長職を置き、行政や地域との情報交換をさらに密にしました」
20年の社長就任以来、労働人口減に対応し機械化やレイアウト・オペレーションの変更で生産性を向上。採用までの流れも効率化した。
「バブル崩壊後は採用や金利など経営の係数が変わらなかった。これからは変化を怖れず先手を打つ」とさらなる円安やインフレを見据え、物流コスト削減や投資の前倒しなどで長期の安定経営を目指す。
「非上場を生かし、売り上げや利益を追うだけでなく人やものに投資します。地域あっての店舗です。日々安心し暮らせるお手伝いをする会社でありたい」