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セコマが美深町、音威子府村と連携協定を締結

草野孝治町長(右)と赤尾洋昭社長

セコマ(本社・札幌市)が6月7日、美深町と音威子府村の2つの自治体と連携協定を締結した。「まちづくり」や「災害時物資供給」の分野で協力を進めていく。

 6月7日の午前と午後に、美深町役場と音威子村役場それぞれで開催された協定締結式には、赤尾洋昭セコマ社長と両自治体の草野孝治町長、遠藤貴幸村長が出席した。

 締結した「まちづくり協定」は、双方の機能を効果的に発揮することで地域活性化につなげるもので、具体的には①地域ブランドの向上と産業振興への協力②地域の笑顔を守る安全・安心なまちづくり③持続可能な社会を実現するために環境に配慮したまちづくり④次世代の子どもたちの成長を応援するまちづくり⑤地域との連携を深めた活気あふれるまちづくりとなっている。

 また「災害時における応急生活物資の供給等に関する協定」には、災害時に相互に協力して住民生活の早期安定を図るため、セコマが自治体の要請に応じて食料品や飲料、生活物資の供給・配送に協力することが盛り込まれている。

 なお、音威子府村との連携第1弾として「北海道で一番小さな村の村立美術工芸高校魅力化プロジェクト」を発表。セイコーマートクラブカードのポイント交換景品に「北海道おといねっぷ美術工芸高等学校」の生徒がデザインした木製コースターが数量限定で加わる。

赤尾社長(右)と遠藤貴幸村長