店舗や商品を通じて地域の魅力を発信し続ける
赤尾 洋昭氏 セコマ社長
「生活を支えるパートナーであり続ける」が理念。地元食材の活用や買い物困難者地域での店舗展開など、地域に根差した取り組みを進めている。
24年は全国メディアでも多く取り上げられた。「特に地方の店舗は、買い物だけではなく、地域コミュニティの役割も担っている」と、地元客から要望のある商品は可能な限り仕入れる仕組みを構築し、地域限定の生産品なども扱う。
埼玉県など北関東にも店舗を展開。24年は道産品だけでなく、生産量が日本一として知られる茨城県産の和栗を使った和菓子なども発売した。
「茨城県民も道民にも好評でした。和栗ならではの良さを感じていただけたのでは」
25年は移転、立て替えを含む新規出店とともに新商品の開発にも意欲を見せる。
「まだまだ知らない食材があります。その発掘に力を入れる。商品を通じて地域の魅力を発信していきます」