コンクリートの可能性を国内外で証明していく
會澤 祥弘氏 會澤高圧コンクリート社長
老舗コンクリートメーカーのバトンを受け取ってから16年。その一挙手一投足が世界中から注目を浴びる。
「デジタルとの掛け算で事業価値を高めていく」
自身の言葉を証明するかのように、23年6月にはコンクリート版の脱炭素経営プラットフォームを開発した。
並行して、福島県に研究開発型生産拠点「福島RDMセンター」を開設。日揮グループとコンクリート3Dプリンターの共同研究もスタートさせている。
国外での動きも際立つ。PC建築の普及と拡大に向けて、サウジアラビアの大手不動産開発企業とリヤドに合弁会社を設立。23年7月には、岸田首相らと共にムハンマド皇太子に謁見した。
「デジタルを駆使したサウジの新工場が2月に稼働する。コンクリートのポテンシャルは無限大。秘めた可能性を証明していく」