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光ハイツ・ヴェラス

「エスコンフィールドHOKKAIDO」(中央)に隣接して、「北海道ボールパークシニアレジデンス(仮称)」(左下)をオープン予定

大規模プロジェクトが進行中。企業価値の向上を推進

札幌市と小樽市内に介護付き有料老人ホームなど9施設(総居室数1178室)を展開。07年には札証アンビシャスへ上場を果たしており、「60歳からの〝もうひとつの選択〟を求めて『senior,s home』という暮らし方」をテーマに掲げる。

目下進行中なのが「北海道ボールパークFビレッジ」(北広島市)内での、シニア向けマンション「北海道ボールパークシニアレジデンス(仮称)」の建設だ。

鉄筋コンクリート造の地上6階地下1階建てで全290室。カフェ・レストランや大浴場、フィットネスも設置したハイクラスな仕様となっている。23年春には入居者の募集をスタートし、24年6月に入居開始予定だが、既に本州からの問い合わせが相次いでいるという。

大規模プロジェクトを進める一方、健康長寿社会の実現のための活動も拡大する。 

22年3月には、北海道や東北、関東で歯科診療所を展開する医療法人天馬会(本部・神奈川県)と業務提携。口腔治療と介護サービスの面から健康づくりに寄与していく。

今後は、介護サービスの合同研修の実施や、高齢者住宅の共同開発を進める方針だ。

「23年も新規プロジェクトを計画しています。高齢者の方々の健康維持に貢献できれば」と森千恵香社長。

〝人生100年の理想郷〟を目指し地歩を固める。

森千恵香社長
介護棟が併設している「光ハイツ・ヴェラス琴似」