気軽に始める玄米×発酵生活 玄米酵素 ハイ・ゲンキシリーズ
栄枯盛衰を繰り返す健康食品の世界にあって10月に発売から53年目を迎える健康補助食品「玄米酵素」。北海道で生まれ育ったこのロングセラー食品は、現在もラインアップを拡充し、日本国内から世界に愛食者を広げている。それぞれの商品の特徴から、長年愛される理由に迫る。
多彩なラインナップ品種改良した玄米も
玄米酵素は、栄養の宝庫と言われる玄米を麹菌で発酵させた発酵食品。日本では漬物や味噌、醤油、日本酒、甘酒など発酵食品を重用してきた歴史がある。
発酵させることで各種の酵素をはじめ有機酸などの代謝産物が生成され、玄米以上の栄養価が生まれる。
玄米酵素ハイ・ゲンキは、次のような人に勧められる。①栄養不足・バランスが気になる②お酒をおいしく飲みたい③内側からキレイになりたい④妊娠中・授乳中の栄養管理をしたい。
商品ラインアップは多彩で、味の好みや成分によって選ぶことができる。その一部を紹介しよう。
「玄米酵素F100」(顆粒形状)は、シリーズすべてのベースになっている。玄米および栄養価の高い安心・安全な玄米胚芽・表皮を麹菌で発酵させており、独自の高い発酵技術を使った玄米酵素の原点とも言える製品だ。
顆粒形状のハイ・ゲンキシリーズでは「ハイ・ゲンキ プレーン」が、玄米酵素を始めたい人にぴったりな製品。健康に必要な栄養素が40種類以上も含まれている。
また、シリーズ中で最も人気があるのが「ハイ・ゲンキ スピルリナ」だ。βーカロテンやビタミンB群、鉄分、葉酸、葉緑素、食物繊維、核酸、フィコシアニンなど50種以上の健康に役立つ成分のほか、藻類の一種であるスピルリナと大豆を加えており、野菜不足を補える。粉末形状のスタンドパック型も加わった。
この「ハイ・ゲンキ スピルリナ」に、マンネンタケ科のキノコである霊芝をプラスしたのが「ハイ・ゲンキ 霊芝」。近年は、この霊芝に含まれるガノデリン酸などの健康成分の有用性が明らかになっている。
「ハイ・ゲンキ ビーポーレン」は、ヨーロッパで古くから健康食品として使われているビーポーレン(虫媒花粉)と大豆を加えた商品。ビタミンとミネラルが豊富に含まれている。
また、スティック1袋3.5㌘に17億個のビフィズス菌をプラスしたのが「ハイ・ゲンキビフィズス」。ビフィズス菌の働きを強化するため、オリゴ糖を加えているのも特徴だ。
カルシウムや鉄、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどを含むハスカップとオリゴ糖を加えたのが「玄米FINE ハスカップ」。タブレットタイプで、間食代わりに手軽に食べられるのも人気の理由だ。
「元氣大豆21」は、契約農家で栽培した大豆を表皮までまるごと独自製法で細かくし、貝カルシウムをプラスした食品。たんぱく質やビタミンB群、ビタミンE、食物繊維、イソフラボンなどの栄養を含んでいる。
これらの製品は水やお茶と一緒に飲んだり、味噌汁やスープに加えるなどで気軽に摂ることもできる。
また、玄米を食生活に採り入れたい人には「かなう玄米」がおすすめ。プチっと弾ける食感で、玄米が苦手な子どもにも好評だ。巨大胚芽のため、有用成分GABA(γアミノ酪酸)が一般玄米と比較して約10倍。γオリザノールやビタミンE、ビタミンB群、鉄分、食物繊維なども豊富だ。
毎日摂れる発酵食品で健康維持・増進
玄米酵素の原点は、自身と家族が健康不安に悩まされていた創業者の岩崎輝明氏が、自然食研究家の岡田悦次氏が開発した「玄米発酵食品」に出会ったこと。「正しい食生活(食事道)と玄米酵素の普及を通じ、真の健康を届けたい」という願いのもとで本格的製造に乗り出し、1971年10月1日に販売を開始した。
安全かつ高品質な製品を届けるため、原料米は契約農家からの納入時に農薬検査をするほか、年4回の外部機関による残留農薬検査も行い、ISO9001や北海道HACCP認証を取得した自社工場(石狩郡当別町)で厳格な基準のもと製造されている。
また、99年には「FBRA(ふぶら)研究会」を発足するなど医学研究を開始し、これまで約40本の論文を発表。近年は、医師や医療機関との連携も強化して玄米酵素を取り入れる医師や医療機関が全国規模で増加している。
鹿内正孝社長は「日本の食文化に則った食習慣の普及で、真の健康社会実現に貢献します」と語っている。