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セコマ

11月7日に発売した「Secoma ハイボール」は本体価格168円

開発期間2年、セコマ初のスコッチハイボール発売

原料調達から製造、加工、物流、小売まですべてを一気通貫で行うサプライチェーンの「セコマグループ」。 

1100店舗以上を展開する「セイコーマート」は独創的な品ぞろえが特徴的だ。鍵を握るのは、同社がRB(リテールブランド)と呼ぶオリジナル商品の数々だ。

近年、目立つのはアルコール商品の拡充。道産原料のサワーや酎ハイは枚挙にいとまがなく、例えば、「Secoma北海道余市町産完熟トマト酎ハイ」は、余市町産の「桃太郎」を使用している。

また、海外との太いパイプを活用し、世界各地から商品、原料を仕入れている。世界11カ国のワインを取り扱い、オランダの新ジャンル「オランダモルト39」や、ベルギーの「パームビール」も定番商品に成長した。

11月から販売を開始したのは「Secomaハイボール」だ。すでに「Secoma十勝ブランデーハイボール」はヒット商品となっているが、王道とも言えるスコッチウイスキーを使用した商品は初。 スコットランドで製造した3年熟成のスコッチを使用している(アルコール分のうち26%がスコッチウイスキー)。レモン果汁などはあえて加えず、ウイスキー本来の樽の香りとピートの余韻が広がるハイボールに仕上げた。

試行錯誤を繰り返し、開発までにかかった期間は2年間。妥協を許さない同社開発陣の心意気が感じられる。こだわりのハイボールは、ロングセラー商品になりそうだ。

道産食材を使用したサワー等、こだわりのアルコール商品を用意している
道内に1081店の「セイコーマート」を中心にハセガワストアなどグループ店舗でも販売中