国内外の学会で高い評価。脊椎内視鏡手術の普及へ
長濱 賢氏 札幌脊椎内視鏡・整形外科クリニック院長
脊椎内視鏡手術が専門。腰椎椎間板ヘルニアに対する全内視鏡下手術「FED」では、道内最多の400例以上(22年11月現在)の実績も持つ。
自身が考案した内視鏡を用いた低侵襲腰椎固定術「PETLIF」は、世界的にも先端の術式として認知されている。20年には、富士フイルム(本社・東京都港区)とAI技術を用いた画像描出ソフトを共同開発した。
「現在も富士フイルムとの共同プロジェクトが進行しています」と医療の発展にも注力している。
こうした功績が認められ、22年は国内外の学会で4つのアワードを受賞。世界にもその名が知られた。
「道内の内視鏡下手術の認知度は高くない。普及のためには施術できる医者を増やすことが必須です。スピード感をもって技術指導を行っていく」と北海道の医療発展にも心血を注ぐ。