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ホクレンの「よくねたいも」が今年も販売開始

黒いラベルが特徴の「よくねたいも」

ホクレンは、オリジナルジャガイモ「よくねたいも」シリーズを3月中旬から販売する。独自の貯蔵方法で長期間熟成させて、甘みを引き出しているのが特徴だ。

 農作物は収穫後も呼吸してエネルギーを消費。この状態が続くと鮮度や味に影響を及ぼす。

 ホクレンでは低温貯蔵庫内で酸素や二酸化炭素の量を調整し、農作物の呼吸や発芽を抑える「CA貯蔵」という技術を2002年から導入。「よくねたいも」にも活用し、長期間熟成させている。

「CA貯蔵したジャガイモは、デンプンが糖に変化する特性により、甘みが強くなるのが特徴です」と、ホクレン園芸開発課の北村誓啓課長補佐は語る。

 ラインナップは、きたかむい・メークイン・男爵・キタアカリ・ひかるの5種。中でもおすすめしたいのが、「きたかむい」だ。

「見た目は男爵に近いですが、つるんとしており皮がむきやすい。甘みが強くなるのが特徴で、煮崩れもしづらいので煮込み料理や肉じゃがなどにぴったりです」と北村課長補佐。

 販売先は道内のホクレンショップをはじめ、コープさっぽろやイオン北海道などで3月中旬から店頭に並ぶほか、オンラインショップ「HOKUREN GREEN +PLUS」や「JAタウン」でも販売予定。

CA貯蔵されたジャガイモ