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ホクレンが道産米を使用した2つの新商品を発売

8月に発売が開始された新商品「ホクレン北海道米とり五目おこわ」

道産米の消費拡大を目指し、さまざまな取り組みをおこなうホクレン。昨年販売を開始して好評だった「パエリア」「中華おこわ」に続き、この8月には第2弾として「ジャンバラヤ」と「とり五目おこわ」の販売も開始した。

 北海道は日本有数の米どころ。作付面積・収穫量ともに都道府県別で1、2位を争っている。また、2023年2月に日本穀物検定協会が発表した食味ランキングでは、「ななつぼし」と「ゆめぴりか」が13年連続、「ふっくりんこ」も4年連続で特Aを獲得。質量ともに全国トップレベルにあることを証明している。

しかし、少子高齢化や人口減少、世帯人数の少人数化などによってお米の消費量は減少。そのためホクレン農業協同組合連合会/北海道米販売拡大委員会では、「ゆめぴりか」のCMキャラクターにタレントのマツコ・デラックス氏を起用しているほか、キャンペーンやコンテストなどの企画を実施。道産米の消費拡大を促している。今年4月には道内主要サプライチェーンと共同で、もち米の新たな消費スタイルを目指した「OMOCHI革命」プロジェクトも始動した。

先駆けて昨年6月には、道産米を使用した「ホクレン北海道米パエリア」(340㌘)と「中華おこわ」(465㌘)を発売。付属の無洗米とレトルト具材を炊飯器に入れて炊くだけというおいしさと簡便性を追求したミールキット商品で、ライフスタイルの変化によって食生活や調理方法も多様化していることもあり、ヒット商品の仲間入りを果たしている。

この好評を受けて、ホクレンでは商品ラインアップを拡大。8月からは「ジャンバラヤ」(355㌘)と「とり五目おこわ」(430㌘)の販売が開始されている。

「ジャンバラヤ」には「きらら397」、また「とり五目おこわ」には「はくちょうもち」の無洗米を使用しており、「パエリア」や「中華おこわ」同様に付属のレトルト具材と一緒に炊飯器に入れて炊くだけ。浸漬時間もゼロ分で、時短しながら炊き立ての本格ジャンバラヤととり五目おこわが食べられる。ちなみにジャンバラヤとは、パエリアを起源に持つアメリカ南部ルイジアナ州発祥の料理。香ばしく炒めた肉や野菜などの具材に、ケイジャンスパイスなどの香辛料を加えて炊き上げたスパイシーな味わいが特徴だ。

8月11日からは、すでにテレビコマーシャルを道内民放5局で放映。軽快なメロディーが耳に残っているという人もいるだろう。商品は8月からホクレンパールライス商品取次店で順次取り扱いを開始している。参考小売価格は、4商品それぞれ528円(税込570円)となっている。

問い合わせは、ホクレン農業協同組合連合会米穀事業本部パールライス部パールライス課☎︎011・221・2483まで。

8月に発売が開始された新商品「ホクレン北海道米ジャンバラヤ」
「中華おこわ」も好評発売中だ
「パエリア」も好評発売中だ