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大仁サービス

温水シャワーは溶かした雪を利用するため、水道代がかからない

累計販売台数2万台超を誇る「ゆうらく号」で除雪負担を軽減

 抜群の融雪性能で、累計販売台数2万台超を誇る融雪機「ゆうらく号」。排雪業者の人手不足に伴う作業遅延などから、導入を検討する家庭が増えている。

 最大の特徴は、独自技術の温水シャワーシステムだ。バーナーで水を加熱して、本体上部のシャワーヘッドから温水を散布することで効率的に雪を溶かす。処理能力は、1時間あたりスノーダンプ約90~125杯分。

 販売価格は工事費を含めて、90万円からで、年間コストは灯油代で2~3万円ほどだ。

 畳1畳ほどの広さがあれば設置可能なため、新築時はもちろんリフォームを機に導入するケースも多い。また、オール電化住宅でも設置可能だ。

 耐用年数は約15年だが、メンテナンスの定期案内を行うことで、長期稼働にも努めている。

 販売する「大仁サービス」は、設計から生産、施工までを一貫して行っている。同社ではこのほか、ロードヒーティングや屋根融雪(ルーフヒーティング)も取り扱う。ゆうらく号のコストパフォーマンスの高さを実感したユーザーが併せて導入するケースが多い。

「冬のシーズン前に設置する場合は、8月頃までの申し込みをおすすめします。当社には展示機を設置しているので、融雪能力を実際に見ることもできます。お気軽にご相談ください」と福士賢一社長は語る。