ジョウシュン重機
残土のリサイクルや環境配慮型車両を導入
「ジョウシュン重機」は、住宅の基礎や外構工事などの建築土木工事を事業の柱にしている。
馬場俊社長は「当社では、砂利や土などの資源リサイクルと環境配慮型車両の積極的導入を推し進めています」と話す。
資源リサイクルでは、建設現場で大量に出る〝土〟に着目。一般的に掘削した土は残土処理場に投棄され、埋め戻しには新たに採取した山砂を使用する。しかし、同社では現場で発生した土を自社のたい積場に保管して、他の現場の埋め戻しなどに再利用している。山砂を新たに森林などから採取する必要がなく、森林伐採の抑制につなげている。
また、環境配慮型車両の導入では、ダンプや重機に尿素SCRシステムを搭載。排気ガスの窒素酸化物を低減し、窒素を無害化する排ガス浄化システムで、従来のディーゼル車に比べ燃費も向上できる。
「2025年までに全てを搭載車両に切り替える計画です」
と馬場社長。