真駒内滝野霊園

「真駒内滝野霊園」は公益社団法人が運営する道民のための公園型の墓所。総面積は札幌ドーム32個分の約１８０万平方㍍と道内最大級の広さ（公益社団法人全日本墓園協会調べ）を誇る。

　庭園をイメージした園内には、印象的なモニュメントが数多く設置されており、モアイ像やストーンヘンジ、建築家の安藤忠雄氏が設計した頭大仏殿などがある。

　墓石は５万基を超え、近年は墓の周囲を花や木が囲む樹木葬やガーデン葬形式の墓地が増えている。

　人気を集めているのが樹木葬の「さくらガーデン」で、区画分けされた部分に骨壺のまま納骨できるため、遺族が墓参りしやすく、改葬などもしやすい。

　少子化や核家族化で人気なのが「供養付・継承者不要」の供養墓タイプだ。同園が定期的な供養と管理を担うため、子や孫がいないケースでも墓が荒れたり無縁化する心配がない。〝おひとりさま〟用の「つどい」や４人までの制限がある「どんぐりの杜」、８人程が入れる「ローズガーデン」を用意している。

　ペットと共に眠れる「Ｏｎｅ Ｆａｍｉｌｙ」（２人用）、「Ｗｉｔｈ Ｆａｍｉｌｙ Ⅱ」もある。　

　また、墓所や墓石そのものが不要なケースでは、複数の故人の遺骨を共同墓地に埋葬する「合葬墓」も選べる。遺骨を３年後に合葬する「ふる里霊廟」や、遺骨を頭大仏に見守られる場所に７年間安置した後、ストーンヘンジ内の永代供養墓に合葬する「頭大仏御廟」がある。

　従来型の墓所のほか、墓石のセミオーダーやオリジナルデザインにも対応する。オーダーメードの和庭園「八重の園」やフルオーダーメードでは樹木葬「天空のガーデン」やガーデン葬「ラベンダーガーデン」などを備えている。

　管理料も複数のプランを用意。一括納付のできる「久遠」のほか、一定の期間経過後は墓じまいする「むすび」もある。

「昨年リニューアルした管理事務所内には、墓の購入からメンテナンスの相談、各種手続きに対応する窓口を設けているのでご利用を」と担当者。