桑園オリーブ皮膚科クリニック
豊富な経験でがんとシミ・ホクロを識別
「当院にシミ治療で受診した患者さんが皮膚がんだったケースがあります。ホクロも悪性黒色腫(メラノーマ)の可能性があるため、安易な治療や除去は危険です」と話す米田明弘院長は、学生時代から皮膚がんの研究に没頭。紫外線と皮膚がんの研究で博士号も取得しているほか、過去には科学学術誌「ネイチャー」に論文が掲載された。
シミやホクロと皮膚がんの見極めは、医師の診断力が必要だ。皮膚の深部を観察できるダーモスコープと呼ばれる専用機器で、大きさや色、形状などを丁寧に観察。必要に応じて病理検査も組み合わせる。悪性のがんであれば専門機関を紹介している。
また、一般的なシミ治療やホクロ除去にも対応。肝斑や老人性色素斑など多種多様なシミに応じて、レーザーや軟膏、ビタミン剤の内服などを選択する。
先進のレーザー機器をはじめ、異なる波長の3つの照射器を用意。さまざまなシミ治療に役立てている。
一方、ホクロの除去は保険適用となる手術のほか、保険適用外のレーザー治療も選択している。