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宮坂建設工業

地域防災訓練は帯広と北広島会場を合わせて約5000人が参加した

DXや防災、地域貢献への取り組みがさらに加速

 高い技術力で北海道の土木、建築を支える「宮坂建設工業」。創業101年目の新たなスタートとなった23年も存在感を示した。

 特にDX分野で業界をリードし続けており、11月15日には札幌市内で「自律施工・多能工活用による全体効率化への挑戦」と題したセミナーを主催。BIM/CIMの利用促進につながった。

 また、国土交通省からは4年ぶり2回目となる「インフラDX大賞優秀賞」を受賞したほか、北海道開発局から局長表彰、札幌開発建設部と帯広開発建設部から4つの部長表彰を受けた。さらに10年連続13回目の「工事成績優秀企業」(ゴールドカード)にも認定された。

 地域貢献では〝防災企業〟を掲げ24時間防災体制を敷くことで知られている。9月には「第31回地域防災訓練」を4年ぶりに実施。帯広と北広島の2会場で関係機関や地域住民、児童ら約5000人が参加した。炊き出し訓練では、恒例の〝宮坂カレー〟も振る舞われ好評だった。

 また「時局講演会」も4年ぶりに復活した。23年は11月8日に札幌市内の京王プラザホテル札幌で開催。前出入国在留管理庁長官の佐々木聖子氏が講師を務め「外国人の受入れと多文化共生社会の実現〜外国人労働者受入れの心構え〜」をテーマに講演。1200人が来場した。

小学生によるバケツリレー訓練も実施
宮坂カレー2800食が提供された