新本社ビル稼働へ。第二の創業の本格的な幕開け
宮口 宏夫氏 北海道新聞社社長
23年は新本社ビルが着工し、電子版「北海道新聞デジタル」もスタートさせた。一方で、夕刊を休止したが「朝刊紙面とデジタル版に経営のリソースを集中させます。40代までの若い層の反応がいい道新デジタルのアクセルをもう少し踏んでいきます」
24年は、1月にモーターショーから名称変更となったモビリティショーを4年ぶりに開催。主催イベントでは、7月から国宝「鳥獣人物戯画」を道内初公開する「京都 高山寺展」、8月には「北海道マラソン」を控える。
創立記念日となる11月1日までには新本社ビルが稼働。移転先の札幌・創成イーストの活性化にも寄与していく。
「第二の創業の本格的な幕開けになる1年にしたい。ラピダス進出など北海道のニュース、情報をどこよりも早く、詳しく、深く届けるのが道新の役割。紙、デジタルを通じて北海道専門紙を目指します」