現状打破に向けて挑戦。時代に応じた経営を実践
文入 圭輔氏 誠和工業社長
建設、土木工事が主事業。建築元請けとしてマンションやビルなども手がける。
人手不足が深刻化する中、「既定路線では衰退あるのみ。時代に応じた経営を実践していきます」とSNSを主体とした採用戦略を計画。マーケティング専門の部門を社内に新設予定で、自らが広告塔になることも辞さない構えだ。
差別化として福利厚生で〝美容費補助〟も検討する。「外見が磨かれれば自信につながる。仕事にも好影響が出るはずです。建設業界のイメージアップにもつながれば」
もちろん〝奇策〟だけではない。社員の内面的成長も徹底サポートしており「SEIWAアカデミー」と銘打った人材教育プログラムを策定。技術と知識、人間力を兼ね備えた職人を養成している。
26年には20周年を迎える。
「世代、性別問わず、社員全員が活躍できる会社を目指し、挑戦していきたい」