原点回帰。社員の技術力を高め総合力を強化する
文入 圭輔氏 誠和工業社長
建築の元請け工事とゼネコン各社からの発注によるとび・土工、解体工事など、官民問わず幅広く受注。24年12月期の売上高は25億円を超え、25年は30億円を見込む。近い将来の50億円突破を目指す。
24年は札幌市内の分譲マンションの建築工事を受注。12月から着工している。
「分譲マンションの元請けは当社にとって初めての経験です。何事にも果敢にチャレンジして総合力を高めていく」
同時期に桑園エリアで高層賃貸マンションの建築工事もスタート。25年は札幌の中心部に7階建てのテナントビルも竣工する予定だ。
25年は社内研修も拡充する。
「今一度、建設会社の原点である〝技術力〟を高める。勉強会と研修会を催し、社員のスキルアップを図ります」
30年までの中長期計画の目玉が組織改革であり、社員の若返りも進め、筋肉質でより強固な組織をつくる。