北海道では珍しい低侵襲緑内障手術の担い手
新明 康弘氏 カレスサッポロ時計台記念病院眼科部長
社会医療法人社団カレスサッポロの中核病院「時計台記念病院」眼科を率いる。網膜硝子体疾患と緑内障治療を治療の2本柱に、神経眼科疾患など知識と経験を要する疾患と対峙する。
緑内障の手術実績も豊富で、22年は150眼、23年は300眼超を数える。
「硝子体手術から始まった傷口が極めて小さく回復が早い低侵襲手術の流れは、最近では緑内障手術にも広がり、病態に合わせたさまざまなデバイスを使用することで予後成績も良好です」と目を細める。
同法人では、25年4月に新病院「カレス記念病院」(仮名)が札幌市東区北6東3に開業予定。眼科診療部の設計レイアウトも担っている。
「高齢社会で目の不調を訴える人が増え、手術待ちの状況を改善したい。目の病気で光を失う人が1人でも少なくなるよう一層努力する」
新年も、精励恪勤を貫く。