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社会医療法人社団 カレス サッポロ

新病院「カレス記念病院」はJR札幌駅東口から徒歩10分の札幌市東区北6東3に誕生

新病院開業で医療のイノベーションモデルを構築

 08年に全国初の社会医療法人に認定された、きわめて公共性の高い医療法人。北光記念病院や時計台記念病院のほか、医療併設型賃貸マンション「プレミアムガーデン北円山」や診療所3施設、介護老人保健施設などを展開する。

 新年4月には北光記念病院と時計台記念病院を統合した新病院「カレス記念病院」がいよいよ開院する。

「発想と工夫が集約されたインテリジェントホスピタル」がコンセプトで、「ダ・ヴィンチモール」「全室個室」「スーパーセル看護方式」「デジタルによる経営の可視化」などの特徴が集約されている。

 例えば、併設する医療モール「ダ・ヴィンチモール」には、13科の別法人によるクリニックが入居。新病院は各クリニックと病診連携を取ることで急性期医療機能に特化し、外来機能と入院機能を完全に分離することで、診療機能の向上と経営の効率化が図られている。

 また〝患者ファースト〟の具現化に向けて全てが個室の病室は20平方㍍超の広さ。看護師の負担減ほか、患者に寄り添う時間が増やせるといったメリットもある「スーパーセル看護方式」を採用しているのも特徴的だ。

 大城辰美理事長は「前例にない発想と工夫を集約した新病院で、医療のイノベーションモデルを構築する。新年はチャレンジングな年になる」と強い決意を語る。

全室にトイレ等が付いた個室の病室。モニターを利用した遠隔診療も可能
手術寝台とX線血管造影装置を組み合わせた「ハイブリッドオペ室」
大城辰美理事長