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クラス

スタイリッシュに仕上げた外観デザイン

コスト高に負けず自社ビル建設で期待に応える

あらゆる物価の上昇で貨幣価値が下がり、賃貸経営の優位性が再注目されている。

一方で多くの企画会社や施工会社が地価や建築費の高騰に頭を抱えている。そうした中で自社ビル建設に乗り出したのが「クラス」だ。

取得した土地は、札幌市中央区伏見の一画で、北海道を代表する高級住宅街で知られる。ビルは自社オフィスのほか、ファミリー向けの賃貸居住部やテナントも併設した5階建ての複合施設を予定しており、2024年の完成を目指している。

RC賃貸マンションを多数供給する同社は、新築の企画から設計・施工・管理までを自社一貫体制で行い、多くのオーナーを成功に導いてきた。

小林英司社長は「自社ビル建設に踏み切れたのは、独自の情報収集力を背景に建築コストと収益バランスを的確に判断し、ニーズに合わせた土地の可能性を存分に生かすことに自信があるからです。建築コストが高騰している最中ですが〝逆境にこそチャンス有り〟と捉え、弊社のアピールにもつながると覚悟を決めました」と話す。

また、同社を語る上で外せないのが、土地の形状や周辺環境に合わせ1棟ごとのオーダーメードで作り上げていくこと。

よくある画一的にパッケージ化された量産型賃貸マンションではなく、その土地が持つポテンシャルを最大限引き出すプランを提案してくれる。

さらに、高い入居率を安定して維持できるよう、「住み続けたい」と思う仕様へと工夫が施されているのも同社物件の特徴。完成を待たずして満室になるケースも多い。

かくして、保有資産総額10億円超のいわゆるメガ大家からのラブコールが多く、問い合わせが殺到しているのも納得だ。

自社ビルの建設は、まさにクラスが目指す決意の具現化で、さまざまなノウハウが結実したものといえる。

小林社長は「創業10年目の節目にして、札幌市内の一等地に自社ビルを構えることが一つの目標でもありました。これまで高めてきた信頼を味方にしつつ、より一層気を引き締めていきます。全従業員が能力をさらにブラッシュアップすることで多くの期待に応えていきたい。まだ新規参入のチャンスをつかめていない方はぜひ一度当社までご相談ください」と話す。

 

シックなエントランスがお出迎え
シンプルながらも細部にまでこだわり抜いた室内